tacchaのブログ(マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

サッカー素人のマンチェスターユナイテッドファンによる、試合雑感を中心に適当に記していくブログです。

アーセナルvsマンチェスターシティ 18/19 第1節 雑感

こんにちは、tacchaです。

 

夏休みで時間があったため、アーセナルvsマンチェスターシティの18/19開幕戦を観てみました。

 

前回の記事で書かせてもらいましたが、12/13シーズン以降のプレミアリーグを全くみていないため、それぞれの最近のチーム事情や選手の役割、能力等わかっていないため、それぞれ今はどんなサッカーをしてるのかなーという観点で試合を見ておりました。

 

私がプレミアリーグを観ていた時は、まさにマンチェスターシティがビッグクラブになろうと選手をかき集めており、コンパニ、ヤヤトゥーレ、シルバ、アグエロ等のユナイテッドにも是非欲しいような素晴らしい選手が集まっておりました。守備ではコンパニが圧倒的な身体能力で相手の攻撃を止めて、攻撃ではスター選手たちが個々の発想や能力で点を取っていた印象です。(サッカーは素人なので、戦術などはさっぱりわかりません。)特に先ほどの攻撃3選手は他の選手とは完全に違う次元でプレーしており、こんな奴らどうすれば止められるのかと思わせるくらい圧倒的な個の力を持っておりました。

 

ただCLではすぐに敗退してしまうためCLでのプレミア勢の印象を落とすわ、プレミアリーグではユナイテッドの優勝を邪魔するわ、好きではない存在でした(シティファンの方、すみません。。)

 

一方のアーセナルは、若手および自前で育てた選手主体のチームで、移籍市場でなかなかビッグネームと契約せずに頑張っておりましたが、優勝争いから遠ざかるようになり、主力を引き抜かれてしまう状況に陥っておりました(ユナイテッドもファンペルシー様を引き抜いてしまいました、すみません。。)

 

若手主体ということもあり、新しい選手が現れてはシーズン中にどんどん成長する姿を見られるため、私はユナイテッドファンではありますが、アーセナルというチームもかなり好きでした。特にソングという選手が好きで、アーセナルデビュー当時はフィジカルの強さを活かした潰し屋として期待されていたかと思いますが、攻撃にはほとんど関与しない選手でした。ただその後中盤の底で潰し屋として覚悟たる地位を築くと、徐々に後方から的確にパスを散らせるようになり、アーセナルキャリア終盤には中盤からファンペルシーに裏へ抜けるスルーパスをだして、ファンペルシーがワンタッチでゴール、のようなプレーが出来るまで成長していました。このように毎シーズン選手の成長が見られるアーセナルというチームが好きでした。

 

そんな2チームですが、マンチェスターシティは昨シーズンのプレミア王者であり、監督はグアルディオラ。今期はプレミアとCLを取らないと失敗と言われるのではないかというくらい盤石なチーム状況にあるのではないかと思います。一方のアーセナルは、ついにベンゲル監督の長期政権が幕を下ろし、新監督を招聘した転換期にあります。今期の優勝候補のライバルはマンチェスターシティとリバプールだと個人的に考えておりますので、今日はなんとかアーセナルが勝たないかなーと試合を見ておりました。笑

 

それぞれのスターティングメンバーは下記になります。

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アーセナルには当時の選手は少なく、ラムジーくらいでしょうか。オーバメヤンエジルムヒタリアンなどスター選手が在籍しており、私の知っているチームから随分変化していました。一方のマンチェスターシティは、前述の4選手がまだ中心としてチームを支えており、そこに新しい戦力が多数加わっている印象。デブルイネ、サネ、ジェズス、(ダビド)シルバが先発していないにも関わらず、全くネームバリューの落ちないスターティングメンバー。ほんとアーセナル勝たないかな。。

 

試合が始まると予想通りマンチェスターシティペースで試合が進みます。グアルディオラのチームなのでパスがポンポンと繋がりあっという間にアタッキングサードに押し込みます。そしてアタッキングサードから、スターリングがやりたい放題にアーセナルDF陣を翻弄しておりました。

そしてその流れのまま前半14分。スターリングが左サイドからドリブルで中央に切り込むと、DFを振り切って右足でゴール右隅にシュート。コースは決して良くはなかったのですが、DFは振り切りられた状態でのシュートだったためか、チェフも動けませんでした。

 

アーセナルを応援している私としてはなんとかアーセナルに巻き返して欲しかったのですが、アーセナルかなりヤバそうです。シティの前からのプラスにはまり、全くボールを前に運べません。すぐに後ろを向いてボールをキープし、前線に蹴り飛ばします。前線はオーバメヤンなのですが、競り合いは得意ではなさそうでボールをキープできません。

後半になっても流れは変わらず、マンチェスターシティが追加点を取ります。後半19分に左サイドを崩してSBメンディのマイナス気味のクロスに右サイドのB・シルバが中にい入ってきて左足を振り抜きます。B・シルバをマークしていた選手の守備が甘く、フリーで撃たせてしまいました。

アーセナルは得点能力の高いラムジーを下げて、ラカゼットを投入。一瞬流れがアーセナルに傾きますが、得点をあげられず、マンチェスターシティの流れに戻ってそのまま試合終了。

 

マンチェスターシティは主力の何人かの選手はワールドカップから合流したばかりのはずですが、既に盤石な体制ではないでしょうか?左のスターリングは躍動し、今期加入したマフレズも個の能力を感じさせ、得点やアシストも時間の問題ではないでしょうか。安定して勝ち点を積み上げそうで、ユナイテッドが優勝を狙うためには安定して得点できるメンバー構成をすぐに見つけないと、シティに勝ち点さを離されていきそうです。

 

アーセナルはかなりまずいんじゃないでしょうか。エメリ体制始まったばかりでまだコンセプトがチームに浸透していないのかもしれないですが、まずあのパスサッカーのアーセナルがボールを前に運べないというのは致命的ではないでしょうか。チェルシー時代は、このキーパーからどうすれば点を取れるのかとまで思わせられたあのチェフも、ポゼッションがかなり苦手なようでパスミス連発でチームの流れを潰しておりました。キックミスでまさかのオウンゴールしそうなミスもあり、あんなチェフは見たくなかったです。。GK含めてポゼッションしたいなら足元のうまいGKを獲得する必要があると強く感じました。またアーセナルのFWといえば、アデバヨールファンペルシー、ジルーなど、キープ力が高い選手を置いて、彼らがおりてきてゲームメイクに貢献するイメージでしたが、オーバメヤントとラカゼットは共にスピードに優れていて裏抜けを狙うタイプでしょうか。ボールを収められるタイプの選手を取ったほうがいいのではないでしょうか。印象に残ったのは中盤の19歳グエンドウジで、致命的ミスもありましたが、機動力とフィジカルで、勢いのないアーセナルの中盤をなんとか引っ張ろうとしておりました。アーセナルの選手っぽくないですが、まだ若く伸びしろを感じさせられたということもあり、好きなタイプの選手でした。

 

シティは余程のことがない限り優勝候補であることは間違いさそうですが、アーセナルはかなり変化必要そうだったので、今後ちょくちょく試合を見ていけたらと思います。