tacchaのブログ(マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

サッカー素人のマンチェスターユナイテッドファンによる、試合雑感を中心に適当に記していくブログです。

サウサンプトンvsマンチェスターユナイテッド プレミアリーグ第14節 18/19

こんにちは、tacchaです。

プレミアリーグ第14節、サウサンプトンvsマンチェスターユナイテッドの試合を見ました。

ホームのサウサンプトンはいまだリーグ戦で1勝しかしておらず下位に沈んでいるようです。ユナイテッドはけが人が多く、センターバックがフィルジョーンズしかいない状況で、どのような布陣で挑むのか。

フォーメーションは以下になります。

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ユナイテッドはCBにけが人が多いため、3バックを選択。MFのマティッチとマクトミネイがジョーンズとともにディフェンスラインに入ります。サウサンプトンは吉田がスタメンに選ばれました。

 


試合結果は2-2で引き分け。
ユナイテッドは守備的な布陣を敷いておりましたが、前半開始20分でサウサンプトンが2点を獲得。1点目はエリア手前でレドモンドがドリブルを開始し、ユナイテッドのビッグマン達3~4人を軽々とすり抜けていき、最後はアームストロングが決める。自陣ゴール付近で1人にあれだけボールを持たれてしまうと、ユナイテッドは厳しいですね。2点目はソアレス直接フリーキックを決めました。これに関してはソアレスのキックが素晴らしかったとしか言えないですが、フリーキックを与えたラッシュフォードの守備も軽率だったかと思います。

2失点したユナイテッドですが前半のうちに2点を返します。2点ともラッシュフォードのスピードを生かした突破からの得点。ルカクとエレーラが押し込みました。

後半に入り追加点が欲しいユナイテッドですが、なかなかボールをゴール前に運べず、得意の試合終盤での猛攻もなく試合終了。



・選手毎の感想

デヘア

特に出番なし。失点場面が近距離からのシュートとスーパーなフリーキックだったため仕方がなかったかと思います。

 

ジョーンズ

ジョーンズのせいではないですが、1失点目につながったレドモンドのドリブルはなんとかつぶしてほしかったですね。特に大きなミスは無かったのではないでしょうか。

 

マクトミネイ

久々のスタメンが3バックの一角。終始無難にプレーしていたように思います。中盤でスタメンを勝ち取れるように成長してほしいです。

 

マティッチ

この試合でもスタメン起用。3バックの一角での起用でしたが、1失点目のシーンではレドモンドに振り切られてしまい、失点に貢献。ここ何試合もいいプレーが見えないので、他の選手の台頭or獲得に期待。

 

ヤング

最近安定している右サイドでの起用ですが、今日は前線にサイドの選手がいないためか、いつもより攻撃での存在感は少なめ。ただしプレーは安定しているので、この調子を維持してほしいです。

 

ショー

こちらも今日は前線に相方のマルシャルがいないため、攻撃での貢献は少なめ。こちらもプレー自体は悪くないと思いますので、怪我が深刻でないことを祈ります。

 

エレーラ

久々のスタメン起用。運動量と読みの良さで何度もパスカットを記録し、攻撃ではしっかりと前線に顔をだし、同点ゴールまで奪う活躍。ここ最近のベンチスタートにも一切不満を漏らさず、試合に出れば100%を出し切るプレー。ユナイテッドの中盤の選手の中では私の1番のお気に入り選手でもありますし、中盤でポグバとのコンビでスタメンを確保してほしい選手です。次もスタメン起用をお願いします。

 

ポグバ

今日はボールロストが目立ちました。ほぼプレッシャーのかからないシーンでのドリブルミスは攻撃の流れを断ち切ってしまい、チャンス数の少ないユナイテッドとしては特にいただけないですね。能力と存在感は絶大なだけに、細かなミスがシーズンを通してみられるのでそこは何としても改善していってほしいですね。あとポグバが後ろを向いてボールキープに入ると、ボールをこねている間に囲まれて奪われるシーンがよくみられる気がしますので、奪われてはいけない場面では簡単に後ろにパスを戻す選択肢も忘れないでほしいです。


フェライニ

今日は攻撃時に前線に飛び出すのではなく、後方でのプレーに終始。フェライニは特に守備も攻撃もうまくなく、セットプレーおよびパワープレイ専門の選手として、スタメン起用はできればやめてほしいですね。


ラッシュフォード

2トップの一角でスタメン起用。サウサンプトンの守備がかるく見えましたが、ラッシュフォードの裏への飛び出しやスピードがかなり効いていました。本人は得点こそなりませんでしたが、ユナイテッドの2点ともほとんどラッシュフォードによるものでした。ラッシュフォードとしては3トップのサイドやトップでのプレーより、2トップでルカクの近くで組んだほうがやりやすそうに見えました。かなり効いていましたので、得点が欲しい状況での途中交代というモウリーニョの采配には個人的に疑問が残りました。うまく成長していけばクリスティアーノロナウドのようなタイプの選手になれるのではないかと思っておりますので、彼をプレイモデルに成長していってほしいです。


ルカク

今日は久しぶりに得点を決めました。ラッシュフォードからのパスを流し込むだけではありましたが、吹かさずにしっかりと枠に収めてくれました。この得点がケチャドバのきっかけになってくれると嬉しいのですが。ルカクのプレーで気になる点があるのですが、ルカクはよくサイドに流れてボールを引き出し、そのままクロスを上げるプレーを選択します。ヘディングの強いルカクがクロスを上げるのってどうなんですかね。ここでポグバとフェライニがゴール前に飛び込んでくるのなら迫力がありますが、中にいるのはラッシュフォードだけ。相当クロスに自信があるのでしょうか。このプレーからの得点ってあまり見た記憶がないため、簡単にクロスを上げるのではなく、味方にボールを預けて、エリア内に走りこんでゴール前で勝負してほしいです。


・試合全体

ユナイテッドは守備的な布陣で挑んだにもかかわらず、前半20分で下位サウサンプトンに2失点。運動量の少ないビッグマンを並べすぎて、ボールホルダーに対してプレッシャーがかからずに、相手に自由を与えすぎているのではないでしょうか。マティッチはもう頼りにできないため、フィジカルと運動量のある経験豊富な中盤の選手を新たに獲得する必要があるのではないでしょうか。前線もモウリーニョの絶対的信頼を得ている選手は見当たらず、今一番頼りになるのは22歳のマルシャルという始末。ディフェンス陣も壊滅的で、補強があちこちで叫ばれている状況。

今後何か月後、何年後になるかわかりませんが、いずれこのユナイテッドも復調する時代が来るかと思います。どのようなことがきっかけでこのチームを復活させることができるのか、今はこのような観点でチームを見守っていきたいと思います。