tacchaのブログ(マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

サッカー素人のマンチェスターユナイテッドファンによる、試合雑感を中心に適当に記していくブログです。

モウリーニョ解任について 2018/12/18

こんにちは、tacchaです。

ついにこの日がやってきてしまいました。マンチェスターユナイテッドの監督であるモウリーニョが解任されました。リバプール戦の後のタイミングということで、この試合の結果を受けてとのことなのでしょうか。

 

就任当初、個人的にはモウリーニョにはかなりの期待をいだいておりまして、ファーガソン退任後はモイーズファンハールといった結果を保証するような監督ではない人が率いて失敗していたため、結果重視のモウリーニョはハマるのではないかと感じておりました。モウリーニョ2年目が終わり、ポジティブなジンクスである2年目の優勝が成し遂げられなかった際も、崩壊していたユナイテッドを2位まで引き上げたのだから、ネガティブなジンクスである3年目のジンクスもユナイテッドで打ち破ってくれるのではないかと期待しておりました。しかしジンクスを打ち破ることはなく解任。。

 

私はサッカーに詳しくないため何が原因でチームが崩壊してしまったのかわからないのですが、モウリーニョのカリスマ性が機能しなかったことが原因なのではないでしょうか。私個人的にはモウリーニョ最大の強みは彼のカリスマ性だと思っております。ポルト時代から始まった彼の快進撃はそのカリスマ性によって選手達の能力を最大限に引き出すことを可能としたちめに強いチームを作り上げられたのではないでしょうか。

サッカー選手は主に20代の選手が多く、世間一般的な企業からすると若手の存在です。若手にもかかわらず大金をすでに手にしてしまっているそんな彼らから、サッカーに集中させて最大限の力を引き出すことは難しいように感じます。しかし、彼のカリスマ性という特殊能力が若い選手たちのモチベーションを最大限高めて、試合中に最大限の力を発揮させていたのではないでしょうか。

インテルでの話ですが、以下のような話を聞いたことがあります。インテルの監督にベニテスが就任した際に、ベニテスエトーをサイドで起用しようしました。しかし当のエトーは「モウリーニョのためにサイドをやっていただけで、ベニテスの下ではサイドはやらない」と伝えたそうです。

しかしモウリーニョはユナイテッドでは、モウリーニョ自身が連れてきた、チームの主軸となるはずのポグバとの関係性で問題となってしまうなど、自身の最大の強みである「カリスマ」が通用しなかったように感じます。ポグバが特殊なのか、モウリーニョのカリスマが低下しているのかはわかりませんが、自身の最大の強みが発揮されないのでは、監督としてチームを勝利に導くことは難しいのではないかと思います。

 

解任されてしまったモウリーニョですが、今後もビッグクラブでの指揮を見てみたいです。特に、モウリーニョのサッカーでグアルディオラやクロップのサッカーを倒すことができるのか、モウリーニョの「カリスマ」が通用しなかったユナイテッドというチームが特殊なのか、見守っていきたいです。

 

最後に、退任したモウリーニョに感謝したいことがあります。それは優秀な選手達をユナイテッドに連れてきてくれたことです。モイーズファンハールでブランド価値が落ちたユナイテッドでしたが、ルカク、ポグバ、サンチェス、バイリーといった、今後チームの主軸になれるワールドクラスの選手たちを獲得することができたのはモウリーニョのおかげだと思っています。

 

ユナイテッドの後任監督ですが、ユナイテッドのOBであるスールシャールがシーズン終わりまでの暫定監督として就任するようです。暫定監督という難しい立ち位置ですが、次のシーズンで就任する新しい監督が自身の欲しい選手を獲得しやすいように、他チームの選手が「ユナイテッドでプレーしたい」と思えるようなチームを作ってほしいです。

 

次期監督についてはジダンなどの声が上がっていますが、ユナイテッドに在籍したことのないジダンが来るとはあまり思えません。ジダンが来てくれたら面白そうなのですが、期待のし過ぎはよくないのでニュースを待ちたいと思います。個人的には面白いサッカーをしなくてもいいので、とにかく勝てるチームを作ってくれればそれでいいと思っています。そしてファーガソンのような長期政権を築いてくれれば。。そして一人前のインスタグラマーとなってしまったポグバを一人前のフットボール選手に戻してくれれば。。