tacchaのブログ(マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

サッカー素人のマンチェスターユナイテッドファンによる、試合雑感を中心に適当に記していくブログです。

ブライトンvsマンチェスターユナイテッド プレミアリーグ第32節 19/20 「ファンペルシーを超えろ!!」

こんにちは、tacchaです。
 
プレミアリーグ第32節、ブライトンvsマンチェスターユナイテッドの試合を観ました。
 
ブライトンは15位と下位に沈んでいますが今シーズンからポゼッションサッカーに取り組んでいるとのこと。一方のマンチェスターユナイテッドは絶賛4位争いの渦中にあります。
 
フォーメーションは以下になります。
 

f:id:taccha:20200701203320p:plain


試合結果は0-3でマンチェスターユナイテッドの勝利。
試合開始からユナイテッドがボールを保持して主導権を握ります。すると前半16分。右サイドのDFとMFの間でボールを受けたグリーンウッドが、反転してドリブルを仕掛けます。シザーズフェイントでDFを揺さぶると、DFの股下を通したシュートを放ち、GKの手の届かないところにゴールが決まります。その後もユナイテッドの攻勢が続くと、前半29分。ポグバからの横パスをブルーノフェルナンデスがダイレクトにシュートを放つと、ボールがDFに当たってゴールに吸い込まれ0-2に。そのまま前半終了。後半に入るとすぐ、ユナイテッドのカウンターが炸裂します。マティッチがダイレクトで左サイドを走るグリーンウッドにボールを送ると、グリーンウッドからのクロスをブルーノフェルナンデスがこれまたダイレクトにボレーを決めて、0-3に。そこからユナイテッドは交代カードを切って選手をローテーションします。そこからブライトンが何度もユナイテッドゴールに迫りますが、決めきることができずに試合終了。
 
・選手毎の感想(ユナイテッド選手のみ)
 
デヘア
今シーズン彼には厳しい言葉が投げかけられていますが、この試合ではしっかりと存在感をアピール。枠内シュート2本をきっちりと止めていました。
 
ショー
チームの中でもコンディションの良さを感じます。守備での安定感はもちろん、攻撃でのセンスもすこしづつ磨かれてきているように感じます。ラッシュフォードからのスルーパスに飛び出したシーンはよい攻撃だったと思います。
 
ポグバ
自身への外野からの評価を気にしているのか、アシストすることと守備することをかなり意識してプレーしているように感じます。特にブルーノフェルナンデスとの共存では守備の問題が懸念されることもあってか、かなりバランスを気にしているように見えました。このレベルの選手が自己犠牲の精神を持ってプレーしてくれると、それはまさにマンチェスターユナイテッドなのではないでしょうか。

 

ブルーノフェルナンデス

この選手がフィールドにいることで、ユナイテッドのチームとしての「格」が一段階上がったように感じます。ボールを持てば前線に鋭いパスを出し、ボールがないところでも裏のスペースを狙って動いたり、空いたスペースを埋めたり、本当に賢い選手です。YouTubeで見た、スポルディングの時代のプレー集では、ゴール前に飛び出して得点を量産していた印象なのですが、今日の得点シーンはまさに彼の特徴が出ていたのではないでしょうか。一気にリーグでのスター選手になってしまった感すらありますが、バルセロナレアルマドリーに移籍することなく、ユナイテッドで長い間プレーしてほしい選手です。 

 

グリーンウッド

本当に18歳なのでしょうか。得意な右サイドでのドリブルからの股抜きシュート。本当に落ち着いていますし、自分の得意な形に持ち込むのがうまいですし、得意な形に持ち込んでからの得点率が異常だと思います。点を取るのがうますぎます。ストライカーの中には、ゴール前でのワンタッチシュートだったり、いわゆる嗅覚というもので得点を量産する選手もいますが、彼の場合は無から有を作ると言いますか、自身のプレーでチャンスを作ってシュートテクニックとシュート精度でゴールを決めてしまうと言いますか。試合をみていない人にもぜひ彼のシュートセンスが伝わると嬉しいです。ファンペルシーと比較する声も少なくないですが、彼を超えるポテンシャルを間違いなく秘めていると思います。自身が活きるシーンがまだまだ少ないですが、これから体もできてくると思いますので、いろんなプレーのバリエーションを増やしていくことが、今後は大事になってくると思います。


ラッシュフォード

少し不安になってきました。リーグ中断明けかつ怪我明けということでまだまだ猶予期間なのかもしれないですが、ドリブルでのしかけが全く見られず、ボールが体についてきていないのか、接触を恐れているようにも見えます。4位以内確保のためには、彼の復調がマストですし、来シーズンリバプールマンチェスターシティと戦うには彼のさらなる成長も必要だと思います。

 
 
・試合全体
ユナイテッドは、ブルーノフェルナンデスが加入してから下位チームとの戦いで安定して勝ち点を
得られるようになってきていると思います。しかし4位争いのライバルであるチェルシーは強豪マンチェスターシティを破るなどこちらもまた好調のようですので、シーズン終了までまだまだ4位争いは熾烈を極めそうで楽しみです。