tacchaのブログ(マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

サッカー素人のマンチェスターユナイテッドファンによる、試合雑感を中心に適当に記していくブログです。

インテルvsレバークーゼン ヨーロッパリーグ準々決勝 19/20「怪物 ロメル・ルカク!!」

こんにちは、tacchaです。

今日はヨーロッパリーグ準々決勝、インテルvsレバークーゼンの試合を観ました。

普段であれば見ない組み合わせの試合ですが、インテルにはユナイテッドから移籍した選手が3名もいるということで、気になって見てみました。

インテルは今シーズン初めからコンテを招いて大規模な補強を実行し、セリエAを2位と復活のシーズンとなったようです。1位のユベントスとの勝ち点差はたったの1ということで、来シーズンはついにユベントスの連続優勝記録が途絶えるかもしれないですね。対するレバークーゼンはリーグ戦5位とチャンピオンズリーグ出場権を逃してしまいました。3位まで勝ち点差3しかなく、かなり悔しいシーズンとなったのではないでしょうか。

フォーメーションは以下になります。

 

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試合結果は2-1でインテルの勝利。

・選手毎の感想(気になった選手のみ)
ハンダノヴィッチ

ミドルレンジのパス精度エグくないですか。インテルの後方から繋いで運ぶサッカーは彼からスタートしていました。36歳と若くないGKなのに、今風なGKのようなつなぐ能力を持っており、もっと騒がれたりしないものかと思いました。私がプレミアしか見ていないから、情報が入ってきていないだけなのかもしれないですが。 


アシュリーヤング

我らがマンチェスターユナイテッドの元キャプテン。スタメン起用されていてうれしかったです。青色のユニフォームのせいか、昔のスマートイケメン具合が復活していたように感じました。ドリブル突破からのクロスを狙うわけではなく、サイドからゴール前ルカクにパスを入れて、ルカクのポストプレイで攻撃を組み立てるというプレイが目立ちました。経験値だけでなくプレイでもチームに貢献しており、新たな地でとても良い経験を積んでいるのではないでしょうか。


ルカク

完全にチームのキープレイヤーとして機能していました。インテルの全ての攻撃はルカクを経由して始まるといっても過言でないくらい、すべての攻撃に絡んでおりました。速攻ではルカクに当ててからラウタロ、中盤選手もしくはサイド選手がボールを拾って縦に早く仕掛け、遅攻の場合もルカクのポストプレイからそのままシュートしたり、ルカクの落としからのミドルシュートといった形で、ルカク不在時にはどのように攻撃を組み立てているのか気になるくらいの活躍でした。レバークーゼンのDFはルカクに好き放題やられてしまいましたね。ユナイテッド時代との差はやはり周囲のサポートの有無かなと感じました。ユナイテッド時代は3センターの真ん中で、サポートが少ない中で一人でボールキープして時間を稼ぐプレーを求められていた(チーム状態的にそうするしかなかった)気がしますが、インテルではチームメイトがまずはルカクを探してルカクにボールを当て、ラウタロを中心にルカクをワンタッチでサポートできるポジショニングを取ることでルカクのボールキープ時間を極限まで減らし、ルカクが活きる環境が作られていました。コンテがよくルカクの特性を理解して使っているのだと思います。ルカクにとって良い移籍になったようで、良かったです。ELの決勝で再会しましょう。勝つのはユナイテッドですが!


・試合全体

とてもいい試合でした。レバークーゼンの試合は初めて見ましたが、話題のハヴェルツがいたり、プレミアファンにはなじみの深いディアビパラシオスという名前の選手がいたり、デミルバイもいい選手でした。特にディアビはスピードとテクニックにあふれており、もう数試合見てみたい選手でした。敗れはしましたが決して一方的な敗戦ではなく、レヴァークーゼンにも十分に勝機のある試合だったかと思います。一方のインテルですが、コンテのフットボールがしっかりと浸透しているように思いました。攻守ともに明確なプランがあり、しかも後半から出てくるのがサンチェス、エリクセン、モーゼスと、陣容もかなり豪華になりつつあります。1年でここまで仕上げるコンテのチーム作りのうまさはさすがというしかなく、来期もコンテが続投すればリーグ優勝も夢ではないのではないでしょうか。ユベントスはサッリ解任からのピルロの監督就任が決まり、セリエAも来期の順位予想がかなり難しくなりつつあるのではないでしょうか。