tacchaのブログ(マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

サッカー素人のマンチェスターユナイテッドファンによる、試合雑感を中心に適当に記していくブログです。

UEFAスーパー杯2018 レアルマドリードvsアトレティコマドリード 雑感

こんにちは、tacchaです。

 

まだまだ夏季休暇ということで、UEFAスーパー杯2018を見てみました。

 

UEFAスーパー杯とは、昨季のCLとELの王者が戦うカップ戦のことだそうです。(知らなかったです、はい。。)

 

今年はCL王者レアルマドリードvsEL王者アトレティコマドリードということで、普段見ないスペイン勢の試合のため、それぞれがどのようなチームなのかという観点で試合を見ておりました。

 

まず私が持っているレアルマドリードのイメージとしては、全ポジションに世界最高クラスの選手を揃え、特殊な戦術を用いるのではなく、個人個人が相手を上回る横綱試合で勝利を積み上げる、そんなイメージです。普段リーガを見ない私もスタメン全選手知っているくらいです。地力はどこよりも高いため、モチベーションが高まるトーナメントではめっぽう強いですが、一方で安定して勝ち点を積み上げる必要のあるリーグ戦では、モチベーションを維持できずにバルセロナに離されてしまった。昨季に関してはそんな感じでしょうか?(勝手な妄想です、はい。。)

 

対するアトレティコマドリードのイメージは、しっかり守ってカウンター。プレミアでいうとリバプール的な。私が知っている選手としてはディエゴ・コスタグリーズマン。つまりあまり知らないです。

 

それぞれのスターティングメンバーは下記です。

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レアルとしては、クリスティアーノロナウドが抜けた穴をどのように埋めるか、ジダン監督後任のロペテギ監督の采配や戦術に注目でしょうか。

 

アトレティコは昨シーズンからのペナルティのため、シメオネ監督がベンチ外だそうです。

 

試合は開始直後から動きます。CBゴディンからのロングボールをコスタが頭で後方に逸らし、自ら拾ってゴール前へ。右の角度のない場所からゴールを決めて、開始早々先制に成功します。開始直後ということでレアルのDF陣はまだ集中しきっていなかったように思えました。

その後は、押し込むレアルと引いて守るアトレティコという構図になります。27分にベイルがドリブルで右サイドを突破しクロスを上げ、下がりながらの難しい体制でしたがベンゼマがヘディングを決めて同点に追いつきます。ベイルのスピードが速すぎるということもあるかもしれないですが、いとも簡単にアトレティコは左サイドの突破を許してしまい、もったいない印象でした。

 

その後はそれぞれ均衡した状態が続きましたが、後半17分レアルのコーナーキックからファンフランのハンドでPK。ファンフランベンゼマのマークでボールを見ておらず意図的ではなかったと思いますが、ハンドでボールの軌道を変えてしまったので、PKの判断は妥当だったのではないでしょうか?PKキッカーはなぜかラモスがでしたが、変則的なステップからGKの体制を崩し、GKと逆に蹴り込み勝ち越し。ロナウドが去った今ベイルがエースとなり、もちろんベイルが蹴るのかと思ったのですがそうではなかったようです。昨季ロナウドがいない試合ではラモスがPKキッカーだったのでしょうか。

リードされたアトレティコでしたが、後半34分ファンフランが右サイド高い位置でボールを奪うとコレアにつなぎ、コレアからのマイナスのクロスをコスタが押し込み同点に。後半は2-2のまま終了。

延長に入ると延長前半8分。コスタが敵陣でボールを奪うとパルティにわたり、ない那須のクロスをサウールが見事なダイレクトボレー。ついにアトレティコは逆転します。

さらに延長前半14分にコケが試合を決定づける追加点を決め、4-2でアトレティコの勝利。

 

レアルとしてはそこまで悪くなかったと思うのですが、4失点もしてしまったため守備の改善が必要でしょうか。ただし、穴となる選手いるわけではないと思いますので、リーグが始まれば改善されるかもしれないです。チェルシーからGKクルトワを獲得したようですので、彼の存在で変化があるかもしれないですね。攻撃に関しては、ベンゼマが後方左右に動いてボールを引きだし、周囲と連携して崩しを行い、さらには得点まで奪いかなりよい動きをしていたのではないでしょうか。裏を返すとベンゼマがいなくなった場合チームとして機能しなくならないか心配になりました。後半途中までボール運びや崩しのうまいモドリッチがいなかったので、モドリッチがスタートからいたらまた違ったのでしょうか。

 

アトレティコは、かなり試合巧者だったかと思います。守備に関しては前からプレスをかけるのではなく、全員がしっかり引いて守り、大きなミスもなく安定していたのではないかと思います。攻撃に関しては、後方からしっかり組み立ててというのはあまり見られませんでしたが、高い位置で奪ってのショートカウンターはかなり脅威でした。引いて守る格下には苦戦しそうですが、強豪と対戦するとぴったりはまりそうですね。個人的にはレマルという選手が気になりました。ボールをキープでき、スピードもあり、どんな選手になるのか追いかけていきたいですね。ただし最も気になったのは監督のシメオネです。ベンチ外にいたのですが頻繁にカメラに抜かれており、一人で一喜一憂している姿が印象的でした。いろいろ叫んでおられましたがアトレティコ陣営に声は届いていたのでしょうか?勝ち越しの3点目を決めたときは大はしゃぎだろうなと思ったのですが、喜びを抑えて試合を落ち着けるようなジェスチャーを見せておりました。ただ熱いだけでなく、きちんと勝利することを見据えているのだなと感じされられました。(当たり前ですかね。。笑)ユナイテッドのモウリーニョ監督にも、シメオネ監督のような熱いところを見せてほしいですね。なんだか最近ずっとむすっとしている気がします。

 

以上、素人の感想でした。コメントいただけると嬉しいです。