tacchaのブログ(マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

サッカー素人のマンチェスターユナイテッドファンによる、試合雑感を中心に適当に記していくブログです。

マンチェスターユナイテッド 21/22シーズンについて

こんにちは、tacchaです。

 

21/22シーズンについてまとめていきたいと思います

 

なぜまだシーズンが終わっていないこのタイミングでまとめるのかというと、個人的には今シーズンこの先期待することはなく、シーズン終わったも同然だと感じているからです(絶望)。

 

監督

スールシャール

 20/21シーズンはリーグ戦2位(1位とは大きな差がありましたが)であり、21/22シーズンはタイトル争いが求められるシーズンだったかと思っています。昨シーズンのチームに対してヴァラン、サンチョを獲得してチーム力は向上し、スールシャール体制3年目ということでスールシャールのスタイルもチームに浸透し(強い個々がただただ頑張るサッカー?)、いちファンとしても期待していました。

しかし今やスールシャール監督は成績不振により解任され、暫定監督ラングニック体制下で暫定7位。色々な意見があるかとは思いますが、個人的にはスールシャールが、そしてユナイテッドが「ロナウド獲得」というギャンブルに負けたことが大きいかなと思っています。獲得当時36歳のロナウドに対して将来性としての期待はなく、ただただ今シーズントロフィーを獲得するということのみだったと思います。ただ結果的にはトロフィーにはかすりもせず、特にシーズン序盤はロナウドに気を遣いすぎて周りの選手が持ち味を発揮することができず、そのままタイトル争いから脱落していったように思います。

・ラングニック

ロナウド獲得」というギャンブルに負けたユナイテッドは、プレッシングサッカーを得意とするラングニックを暫定監督に呼びましたが、今使えるセンターフォワードがプレッシングとは程遠いロナウドのみの状態など、残りのシーズンを来シーズンに向けたチーム作りにすらできない状態にとなってしまっており、もう今シーズンの残り試合に意味はないのかなと思ってしまいました。半年間の暫定監督ということでチームを作りあげる時間もなく、ラングニックに対しては優秀な監督だったかどうかではなく、ただシーズン途中から短期的にチームを立て直す能力はあまりなかったというだけではないでしょうか。来シーズンはテンハーグが監督になりますが、彼のやりたいサッカーを1から作り上げていくために時間を与える必要があり、へたにCL出場権を獲得できて不完全なチームがCL惨敗などしてしまうとテンハーグ解任論など噴出してしまうだろうから、もはや来シーズンはCL出場権すらいらないのではないかと考えてしまいます。

 

FW

ロナウド

ロナウド」というギャンブルに負けたFW陣。ロナウドはここ最近得点数を伸ばしていますが、昨シーズンから20点近くチーム全体んの得点数が落ち込んでいます。ロナウド17点、ブルーノ・フェルナンデス9点、グリーンウッドが5点と、シーズン途中で離脱したグリーンウッドがいまだチーム得点数3位にいるなど、ロナウドしか点を取れないチームができあがってしまいました。ベテランの彼からいい影響を受けている選手も見られず、「ロナウド」ではなく「ハリーケイン」を獲得した場合の世界線を見てみたかったです。シティがオファー出しまくって断られ続けたという話が出ていたので獲得は不可能だったと思いますが。今シーズンチーム内得点王ではありますが、来シーズンロナウドには残ってほしくないです。テンハーグが新しいチームを時間をかけて築き上げていく中で、この先長くないであろう大ベテランの彼を中心にすることはありえないと思います。

・ラッシュフォード

今シーズン完全に自信を失ってしまっています。守備に走らない姿勢などもあり不要論も出てきている彼ですが、来シーズンは残って欲しいと思っています。それはアカデミー出身の選手であることが大きいですが、テンハーグ監督という初めて戦術をもった監督と出会うことで彼のポテンシャルが覚醒しないかという期待があります。グリーンウッド無き今ラッシュフォードにかかるファンからの期待は大きく、また来シーズンがユナイテッドでのラストチャンスなのではないでしょうか。

・グリーンウッド

大いに期待していました、なんなら今シーズンのワントップをつとめあげてくれるのではないかと考えていました。

・サンチョ

プレミアリーグデビューシーズン。いま時点移籍金に見合う活躍ができているとは言えないと思いますが、若い選手であり、来シーズンの出来が重要になるかと。今いるFW陣を見ると、テンハーグは彼を来シーズンの中心メンバーにする可能性があるのではないかと。

・エランガ

今シーズン下部組織から昇格しプレミアリーグデビュー。ラッシュフォードやグリーンウッドと比較すると秀でた個の能力は感じません。ただ運動量や献身性は感じられ、過去のユナイテッドでいうとパクチソンのような選手になることが期待値でしょうか。

・カバー二

怪我でほとんど稼働せず。ロナウドとともに来シーズンチームに残らないでしょうから、センターフォワードの選手を獲得することは必須だと思います。アヤックスから獲得を狙うのか、他のチームから狙うのか。最近他のチームの試合を見ていないのでよく駆らず。

 

MF

フレッジ、マクトミネイ

今シーズン特に成長もなかったように思いますが、フレッジはたまに前目の位置で攻撃に変化をつけるシーンが見られました。これが継続的にできればいいのですが。マクトミネイはマティッチから攻撃の組み立てを学んでほしかったですが、もう攻撃面での改善は見られないのでしょうか。

 

・ポグバ、マティッチ、リンガード

今季でチームを脱退(と思われる)。マティッチはお疲れさまでした。ポグバは異なるチームであれば継続的に輝くことができるのでしょうか。リンガードはテンハーグのスタイルにハマりそうな気もするのですが、もう移籍は確実でしょうか。

来季確実に補強が必要なポジションだと思います。テグランライスを狙う報道が多くされていますが、ワンボランチができるのは大きいですが、組み立てができるタイプなのでしょうか。新しい監督のスタイルを実現できるメンバーを揃える必要があるため多くの選手獲得が必要となりそうな来季は、高価なライスよりもカルバンフィリップスのほうがいいのではないかと思ってしまいます。まあどちらも取れるかどうかわからない選手ですが。

 

・ブルーノフェルナンデス

現チーム唯一の絶対的存在だと思います。攻守全てにおいて昨シーズンから劣化してしまった今シーズン、唯一の収穫は彼の契約更新だったのではないでしょうか。

 

DF

マグワイア

今シーズンは一体どうしてしまったのでしょうか。完全に自信喪失してしまっています。キャプテンの素質があるかと言われると微妙な気もしますが、それでも自信を取り戻せば充分スタメンを任せていいレベルの選手だと個人的には思っています。テンハーグのアヤックスではCBとしては小柄な選手が採用されていますが、来季ユナイテッドのCBをどのように構築するのか。

 

・ヴァラン

バイリーが育成成功した場合このような選手になるのではないかと感じるような選手です。ただ期待値としてはまだまだこの程度ではなく、チーム内で絶対的な存在となって欲しいです。チームを引っ張るようなタイプではないかもしれないですが、プレミア2シーズン目の来季に期待しています。

 

・リンデロフ

控えとしては優秀なセンターバックだと思います。スタメンを張るにはこの能力が不足している気がしますが、テンハーグの元で成長する可能性も感じています。なんとなく勤勉なタイプに見えるので、、笑

 

・バイリー

色々な声はあるでしょうが、そろそろ見限って放出でしょうか。ここを放出し、テンハーグの求めるCBを補強してほしいです。足元が優れているタイプになるでしょうか。

 

・ショー、テレス

ショーは今シーズン怪我がちになってしまい、それさえなければ。補強ポイントではないと思います。

 

・ダロト、ワンビサカ

ダロトはテンハーグの下で成長するでしょうか。ワンビサカは攻撃センスがなさすぎるので、後ろ目のポジションで幅を広げていくしか生き残るすべはないのではないでしょうか。昨今SBの役割は多様化してきている中で、ワンビサカはその流れに完全に乗れていないと思います。右SBは補強ポイントかもしれません。だれかいい選手がいるでしょうか。

 

GK

・デヘア、ヘンダーソン

どちらも足元に優れたタイプではないですが、他のポジションを考慮すると補強の優先度はあまり高く設定できないポジションではないでしょうか。もしかすると22/23ではなく、23/24シーズンで足元優れたタイプを補強するかもですね。