ニューカッスルvsマンチェスターユナイテッドプレミアリーグ第21節 18/19 - tacchaのブログ（マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

明けましておめでとうございます、tacchaです。

プレミアリーグ第21節、ニューカッスルvsマンチェスターユナイテッドの試合を観ました。

新年を迎えての初戦。ユナイテッドはスールシャール監督に代わって3連勝を飾り、2019年も勢いを継続できるのか。

フォーメーションは以下になります。（ニューカッスル省略）

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ユナイテッドはいつもの4-3-3で、前線はラッシュフォード、マルシャル、マタの組み合わせ。右サイドバックにバレンシアが復帰しました。ニューカスルは、ビッグ6相手には5-4-1の布陣。

基本的にはユナイテッドがボールを保持してニューカッスルが自軍で守る展開で試合が進みます。前半ユナイテッドはニューカッスルの陣形を崩すことができず、またニューカスルは守るだけでなく、攻撃の時はしっかりとユナイテッド陣内までボールを運ぶことに成功していました。前半は0-0。

後半に入っても流れは変わらず、ユナイテッドは後半18分にルカク、サンチェスを投入し、マルシャル、マタを下げます。するとその直後の後半19分、ラッシュフォードのFKをGKがはじいてしまい、こぼれ球をルカクが押し込んでユナイテッドが先制に成功します。さらに後半35分、ユナイテッドはルカク、サンチェスでゴール前までボールを運び、最後はラッシュフォードが決めて2-0に。ロスタイムが6分ありましたが、そのまま試合終了。

・選手毎の感想（ユナイテッドのみ）

デヘア

この日も大きなピンチはほとんどありませんでした。またニューカッスルが前線からプレスをかけてくる時間帯もありましたが、繋ぐことはせずに前線にロングボールを蹴っていました。出来ないのか、やらなかったのか。

ジョーンズ

ニューカッスルのプレスに慌ててしまい、ボールロストからあわや失点という場面を招いてしまいました。相手選手のシュートまでの流れが遅かったため自らのスライディングで事なきを得ましたが、プレミアの上位チームは前線からのプレスを得意としているため今後の課題だと思いました。

リンデロフ

絶対的な存在感はありませんが、安定したパフォーマンスを見せていたと思います。

ショー

ニューカッスルが5バックの守備的な布陣でユナイテッドは攻めあぐねていましたが、タイミングを見てDF裏を狙ったオーバーラップがもう少しあってもいいのではないかと感じました。ジョーンズとショーの間のスペースで裏を取られるシーンがあったため、ここはどのように対応するのかを改善してほしいです。

バレンシア

スールシャール体制では初のスタメン起用。得意の縦への突破はあまり見られませんでしたが、攻守に安定していたと思います。ヤングのパフォーマンスがいいだけに、スールシャール監督はどちらを重用するのか楽しみです。

マティッチ

今日も素晴らしいプレーでした。相手に囲まれていても慌てることなく取られない位置にボールを置き、ミスすることなく前線にボールを配給できていました。流れを切ったり、簡単なミスをすることはなく、またエレーラとのコンビは相性抜群で、今のユナイテッドに不可欠な存在になっていると感じました。

エレーラ

こちらも素晴らしいプレーでした。積極的に動き回ってボールを動かし、引きこもって守る相手に対して縦パスも積極的に出していました。マティッチとのコンビは素晴らしく、スールシャールのサッカーがある程度浸透してきたら、他の中盤の選手にチャンスを与えていかないと、エレーラかマティッチが離脱したときに、代役がおらずに大きな問題になるのではないかと感じました。

ポグバ

絶好調のポグバですが、この日もいいパフォーマンスを見せていました。引きこもったDFを崩すために遠目からのミドルシュートや、ワンタッチのフリックパスで組織を崩すプレーを見せていました。また得点にはなりませんでしたが、リンガードとのカウンターで見せたスプリントからのシュートはFWの選手のようで、攻撃能力の高さを見せつけていました。体の使い方もうまいため敵陣でファールをもらう頻度も高く、ユナイテッドは良いキッカーが多いので、これも大きな武器になっていました。

マルシャル

スピードを活かして数本シュートを放つも得点ならず。しかし、押し込んだ際の攻撃の引き出しが少ないことがこの試合では出ていたように感じました。アザールを参考に、うまく周囲の選手を使ってゴール前に飛び込めるように、プレーの選択肢を増やしていってほしいです。ゴール前に侵入できれば、彼の特徴であるゴール前の冷静さが生きてくると思います。

マタ

右WG起用ですがいつも通りサイドには張らず、中央に顔を出してチャンスメイクしていました。惜しいパスもありましたが、得点にはなりませんでした。右サイドから中央に切り込みファーに巻いたシュート、なんていうプレーも見てみたいのですがいかがでしょうか。

ラッシュフォード

ニューカッスルが5バックの布陣のためスペースを見つけることに苦労しましたが、1点目はラッシュフォードのFKがきっかけでありましたし、2点目は自身で決めた得点。全得点にしっかりと絡んでおり、若い選手ですが安定してよいパフォーマンスを見せてくれています。このままの調子を維持してほしいです。

・試合全体

スールシャール体制4試合で4連勝。ユナイテッドにおいて、監督の就任後4連勝は2人目の快挙だそうです。ニューカッスルがギリギリのところでしっかりと守っていたために流れの中ではなかなか得点が取れませんでしたが、FKとカウンターで得点できたことはよかったと思います。次節はトッテナムであり、スールシャール体制で初めての強豪チームとの対戦となるため、どのような試合になるのか注目です。他には、マティッチとエレーラが素晴らしく、代役が今のところ見つかっていないことが不安に感じます。また、スールシャールのいい雰囲気の中で攻撃陣はほとんど全員いいプレーを見せていますので、サンチェスも何とかこの流れに乗り遅れないようにしてほしいです。下位チーム相手の時はサンチェスを頭から使ってみてほしいです。あとは冬の移籍市場でセンターバックを取るのでしょうか。もしトッテナム戦でボコボコにされた場合は大金をかけて狙っていく気がしますが、もし勝利してしまった場合はこのままの陣容で行くような気がしています。個人的には、勝っても負けても、もしよい選手が取れるのであれば大金をかけてでもこのタイミングで取ってほしいです。リバプール、マンチェスターシティ、チェルシー、トッテナムには絶対的なセンターバックが1人はいるように感じますが、ユナイテッドにはいないように感じています。4位以内フィニッシュには不可欠だと思っています。