パリサンジェルマンvsリバプール CL第5節 18/19
こんにちは、tacchaです。
CL第5節、パリサンジェルマンvsリバプールの試合を見ました。
グループCは4チームが勝ち点2差以内にあるらしく、大混戦の模様。
共にチャンピオンズリーグ優勝が欲しい2チームの対戦。
フォーメーションは以下になります。
試合結果は2-1でパリサンジェルマンの勝利。
前半はパリサンジェルマンのカウンターがうまくはまり、前半に2点を決める。前半終盤から試合終了まではリバプールがボールをもち、パリのディフェンスが跳ね返す展開。リバプールはパリサンジェルマンの守備を崩すことができずに試合終了。
前半の2人が絡むカウンターは本当に驚異的でした。ムバッペは19歳の選手がこのレベルで違いを生むことができるのが本当にすごいですね。またこの2人は本当に仲がよさそうで、見ててほのぼのしました。ネイマールに関しては、カウンターでのドリブルはもちろんのこと、ゲームの流れをみて時間を作るプレーをしたり、ファウルをもらう技術は本当にフットボールというスポーツを深く理解している、世界最高クラスのフットボール選手であるということを感じました。ただ、普段プレミアリーグを見ていてもファウルをもらった際にあれほど毎回痛がる選手を見ないので、あれさえなければ本当に好きになれそうな選手なんですが。。
名前は聞いたことがありましたが、プレーを見るのは初めてでした。中盤で体を寄せる守備ができ、ボールカットもでき、最終ラインまで下がって守ることもでき、攻撃ではパスを散らしたり鋭いスルーパスも出すことができて、本当に気が利いてなんでもできる選手で、パリサンジェルマンが羨ましく感じました。チームに献身的な姿勢がすごく好きな選手です。
チアゴシウバ
リバプールの攻撃を止めた際の熱い咆哮は、キャプテンシーを感じさせました。そのキャプテンシーに違わないようなプレーも随所で見せていました。試合終盤のリバプールのフリーキックで見せたファウルをもらうプレー?は本当にうまいなと思いました。
・選手毎の感想(リバプール)
サラー
昨シーズンのサッカーを見ていないのでサラーのすごさを理解しきれていないのですが、私が見たリバプールの試合ではあまりチャンスを作れておらず、フィジカルが先行していて空回りしているような印象を受けました。特にシュートが相手DFにあたって弾かれるシーンを多く見ている気がして、調子が悪いのか、警戒されているのか、どうなんでしょうか。
・試合全体
パリサンジェルマンは前半早々に2点取れましたので、守ってカウンター狙いの試合運びをすることができました。リバプールはボール保持よりもカウンターのほうが得意でしょうからパリサンジェルマンとしてはかなりいい流れだったのではないでしょうか。リバプールにボールを持たれた際も、ほとんど決定機を作られることもなく、ネイマールまで必死に守備をする姿はチャンピオンズリーグへのモチベーションの高さを感じました。間違いなく優勝候補のチームだと思いますし、パリサンジェルマンのようなチームがチャンピオンズリーグを勝ち取ることができるのか、それともやはり強豪リーグで日々揉まれているチームにしかとることができないのか、すごく楽しみな存在です。
リバプールはパリサンジェルマンの守備をほとんど崩すことができませんでした。2点先制されてボールを持たされる展開になってしまったため仕方がなかったのかもしれないですが、後ろからきっちり繋いで崩そうとしていたように見えました。ただリバプールには細かくつないで崩すサッカーではなく、ロングボール入れてセカンドボールを拾った選手にプレスかけてそこからカウンター、のようなサッカーではダメなんですかね。カウンターが得意なチームが先制点を取られた際の試合運びの難しさを感じました。昨シーズンチャンピオンズリーグ準優勝という功績からチームに風格が漂って見えるのですが、それが逆に素晴らしいサッカーをしなければならない足枷のようになっているのではないかと個人的には感じました。泥臭くカウンターでいいじゃないか。