tacchaのブログ(マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

サッカー素人のマンチェスターユナイテッドファンによる、試合雑感を中心に適当に記していくブログです。

マンチェスターユナイテッドvsリバプール プレミアリーグ第27節 18/19

こんにちは、tacchaです。

プレミアリーグ第27節、マンチェスターユナイテッドvsリバプールの試合を観ました。

ホームのユナイテッドはスールシャール体制でリーグ戦負けなしの状況で、現在4位。リバプールは現在首位ですが、今日の試合で勝ち点0であれば得失点差でマンチェスターシティに首位を譲ってしまう状況。

フォーメーションは以下になります。

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ユナイテッドはCLのPSG戦でマルシャルとリンガードが負傷しており、ルカクとマタがスタメンに。また前日のチーム練習で負傷したマティッチがベンチ外でマクトミネイが中盤の底に。リバプールは昨シーズンと同様の4-3-3のフォーメーション。

 


試合結果は0-0でスコアレスドロー
試合開始からお互いに前線からプレスをかけあう激しい展開でしたが、負傷者が続出。ユナイテッドはエレーラとマタが負傷し、アンドレアスペレイラとリンガードを投入。投入されたリンガードも前半のうちに負傷してしまい、サンチェスと交代。ユナイテッドは前半のうちに交代枠3枚を使用してしまいます。一方のリバプールフェルミーノが負傷し、ストゥーリッジが交代で入ります。リバプールがボールを持ち、ユナイテッドがカウンターを狙う形で試合が進みますが0-0で前半終了。後半に入るとリバプールのボール保持率があがりますが、効果的な攻撃は少なく決定機はほとんど作れませんでした。対するユナイテッドもカウンターが機能せず、なかなかゴール前にボールを運ぶことができません。リバプールは流れを変えるために、後半途中からシャキリとオリギを次々と投入しますが、変化をつけることはなく試合終了。

・選手毎の感想(ユナイテッド選手のみ)

デヘア

ほぼ出番なし。


リンデロフ
かなり集中できており、クリーンシートに貢献しました。サラーとのスピード勝負のような場面は、見ていて少しハラハラさせられました。

 

スモーリング

こちらもかなり集中できていたと思います。前線に上がっていた時に2回くらい決定機があり、どちらかはなんとか決めてほしかったですね。

ショー

サラーとのマッチアップでしたが、サラーにやられるシーンはほぼありませんでした。サラーは後半途中でオリジと交代。攻撃力はあまり感じなくなってきましたが、守備に関しては本当に頼りになります。サイドでの守備だけでなく、中に絞っての対応も安心してみていられます。


ヤング

右サイドはルカクアンドレアスペレイラだったので、守備でかなり大変だったとは思いますが、マネやロバートソンをうまく抑えていたと思います。


マクトミネイ

マティッチの負傷により、久々のスタメン起用がリバプール戦というかなり大変なミッションだったと思いますが、よく頑張ってくれました。中央を崩されることはほとんどなく、攻撃時の繋ぎも悪くはなかったと思います。ただしまだ中盤のどこがこのチームでの適正かわからず、中盤の底なのか、エレーラのポジションなのか。下部組織から上がってきた選手でかつ頑張り屋なことが試合を見ていると感じられるので、このチームで生き残っていけるように頑張ってほしいです。

 

エレーラ

モウリーニョ体制終盤からずっとユナイテッドを攻守にわたってかなり支えてくれており、負傷交代するまでもマティッチの不在を補うかのようにボールを刈り取りまくっておりました。軽傷であることを願っています。てかやはりマティッチとエレーラのポジションをできる選手を育てないと、今後かなり厳しい気がします。


ポグバ

守備でかなり貢献してくれました。リバプールはSBがかなり高い位置を取りますが、SBをフリーにしないように低い位置まで何度も戻って守備をしてくれていました。攻撃時もマティッチ不在のため下がってボールを引き出し、押し込んだときはミドルシュートなどで存在感を発揮していました。ただしチーム全体として攻撃があまり機能しておらず、いつもの圧倒的な存在感というものはありませんでした。

 

ラッシュフォード

前半の早いうちにラッシュフォードも足を痛めていましたが、交代枠3つを使い切ってしまっていたため、試合終了まで我慢してプレーしてくれました。本調子ではなく、難しいボールのトラップがうまくいかなかったり、お得意の強烈なキックはほぼ見られませんでした。こちらも軽症であることを願っています。

 

マタ

前半25分での交代ということで、あまり見せ場はありませんでした。

 

ルカク

後半から右WGに移り、そこからはサイドで起点を作れていました。ただし、サイドに流れてもWG的な攻撃方法をあまり持っておらず、右からクロスを上げるくらいでした。ラッシュフォードがいる以上、体の強さ以外で光るものを見せないと、ベストメンバーとしてのスタメン起用は難しい気がします。


・試合全体

ユナイテッドは交代枠を前半に3枚使ってしまったこと、さらに負傷したラッシュフォードを交代することできない状況がこの試合のすべてだったように思います。このような状況で首位リバプール相手に勝ち点1を獲得できたことは、決して悪くないと思います。守備の時間が長すぎて、選手一人一人を見てもあまり見どころのない試合でした。ただし個人的には前半途中から出場したサンチェスが気になりました。守備時にかなり激しくプレッシングに走り回り、気合が入っていることが画面越しに伝わりました。機会は少なかったですが、ボールを持った時も、今までであればすぐに味方に預けようとしていたのですが、今日は自分でキープして、チャンスを狙っていました。すこーしずづですが、自身を取り戻してきているように感じました。激しくプレスするサンチェスを見て、この試合で得点してヒーローになれば、一気に自信を取り戻して復活するのではないかと思っていたのですが、得点できずに残念でした。。

リバプールフェルミーノが不在になると、攻撃のスイッチが全くと言っていいほど入りませんでした。フェルミーノの代役は世界中見渡してもほとんどいないと思いますので、フェルミーノ不在時の攻撃システムがないと、リーグ制覇は厳しいように感じました。ただし守備力は圧巻で、前線のハードワークはもちろんですが、中盤から最終ラインの強度が強く、攻撃力が売りのチームのはずが、気が付けば守備力のチームになってしまったような気がします。リーグ戦の得点数はシティより15少ないそうです。