アヤックスvsユベントス チャンピオンズリーグ ベスト8 1stレグ 18/19
こんにちは、tacchaです。
チャンピオンズリーグ ベスト8 1stレグ、アヤックスvsユベントスの試合を観ました。
フォーメーションは以下になります。
試合結果は1-1で引き分け。
前半45分、カウンターからロナウドがダイビングヘッド得点。
後半1分、ネレスが左サイドからのドリブル突破で中央に切り込み、右サイドネットにシュートをけりこみ1-1。
・選手毎の感想(気になった選手のみ)
タディッチ
アヤックスシュート19本、ユヴェントスシュート7本という試合でしたが、このアヤックスの攻撃力を支えているのがタディッチだと思います。ほとんどの攻撃がタディッチを介して行われ、彼にボールが入ると周囲の選手がゴールに向かって走り出し、タディッチはスルーパスやヒールパス、ワンタッチパスで味方につないで決定機を生み出します。まさにリバプールのフェルミーノのような選手で、とにかく周囲の選手を活かすのがうまく、違いを生み出すことができる選手に感じました。若いアヤックスといわれていますが、彼なしではここまでの攻撃力はなかったのではないでしょうか。
ネレス
ドリブルで守備組織を崩すことができ、得点シーンは美しかったです。タディッチとの相性もよさそうで、彼が成長すれば、スアレスとメッシのようなホットラインも築けるのではないでしょうか。
デヨング
既にバルセロナの選手のようなプレースタイルを持っており、守備でのつぶし、ボールを持った時のテクニックやパス能力など、ブスケツに近いタイプではないでしょうか。
バルセロナに行ってもそのまま適応できてしまいそうな選手だと感じました。
・試合全体
完全にアヤックスがゲームを支配していたように感じました。もちろんユベントスもカウンターを中心にアヤックスゴールをおびやかしてはいましたが、ここまでアヤックスがボールを保持してしまうとは思いませんでした。アヤックスはリトルバルセロナのようなイメージで、ピッチの全選手がテクニカルで運動量があり、つないで崩していく意識統一と自信を感じました。時折見せた、左サイドバックを除いた中盤より前の全選手を右サイドに集めて、右サイドの数的優位を活かして細かく崩してく姿はなにか新しい時代の流れの始まりを見たような気さえしました。ロナウドのいるサイドを狙っただけかもしれませんが。欧州のトップからは少し離れているオランダリーグですが、今シーズンのアヤックスのようなチームが出来上がったことが奇跡にならないように、このチームを継続してほしいです。何といっても見ていて楽しいチームでした。
ユベントスはさすがロナウドというゴールでしたが、ホームではどのようにふるまうのか気になります。前から仕掛けてアヤックスから主導権を奪えるのか、それともホームであろうが引いて守ってカウンターを狙うのか。また、ゴールキーパーシュチェスニーが個人的には気になりますね。失点シーンも反応悪く、CL制覇を狙うユベントスとしては補強ポイントだったのではないでしょうか。