マンチェスターユナイテッドvsヤングボーイズ CL第5節 18/19
こんにちは、tacchaです。
チャンピオンズリーグ第5節、マンチェスターユナイテッドvsヤングボーイズを見ました。
マンチェスターユナイテッドはグループ2位に位置し、今節ヤングボーイズに勝利してユベントスがバレンシアに勝利すればグループリーグ勝ち抜けが決まる試合。
フォーメーションは以下になります。
試合結果は1-0でマンチェスターユナイテッドの勝利。
ボールを保持するマンチェスターユナイテッドに対してカウンターを狙うヤングボーイズの構図。
ボールを保持する割に攻撃の形が見えないユナイテッドは得点を奪えないまま後半ロスタイム。まさかのフェライニがポストプレーから右足で決勝点を決める。
・選手毎の感想
デヘア
1本のビッグセーブあり。ほんとに鉄壁です。
スモーリング＆ジョーンズ
完封ですが、相手はヤングボーイズ。バイリーを使ってみてほしいです。
ショー
後半40分頃、スコアレスの状況で交代でゆっくりとピッチを後にする相手選手に対して強引にピッチから押し出してプレー開始を促す場面がありました。あれをされた相手は悪い気分になるかとおもいますが、ショーの勝利への熱い気持ちが伝わる場面でした。シーズンが進むごとに本当に好きになっていく選手です。
久しぶりの復帰戦。怪我明けのせいか存在感もあまりなく途中交代。
マティッチ
特になし。
チームを活性化させようと広範囲に動き回り、ミドルシュートを狙うなど気持ちが伝わるプレーを見せていました。ユナイテッドの中でも数少ない機動力と運動量のある選手なので、ポグバとともにスタメンで毎試合出られるように成長していってほしいです。
スタートは中盤のポジションでしたが、攻撃時はラッシュフォードとの2トップのような形に。クロスのターゲット要員だと思いますが、チームとしてあまりクロスが供給されず。得点シーンに関しては、後ろ向きの状態からうまくシュートに持っていきました。ルカクよりもポストプレーが上手なのではないでしょうか。ルカク、サンチェス、ラッシュフォードがほとんどいいプレーをできていないので、もはやフェライニのワントップなんかみてみたいですね。
マルシャル
ここ最近好調でしたが、この試合に関してはあまり見せ場がありませんでした。
個人の能力が高いのはわかりますので、もう少し周りを生かすプレーができれば、停滞している攻撃の活性化につながったりしないですかね。
リンガード
右サイドでの起用でしたがこの試合でも結果を残せず。代表では点を取れているみたいなので個人の問題ではないかと思いますが、ユナイテッドの右サイドは適任がいまだに見つかっていない状況ですので、リンガードに奮闘してもらいたいです。
ラッシュフォード
何度かシュートシーンがありましたが決めきれず。ラッシュフォードは周りを生かすプレーや個で突破するような選手でなく、ロナウドのようにシュート能力に特化したタイプの選手だと個人的には思っていますので、ヤングボーイズ相手に得点を取れなかったのは痛い気がします。ロナウドのようなスコアラーとして開花してほしいですが、ルーニーやテベスのいないこのチームで若手に対する過度の期待はよくないかもしれないですね。
・試合全体
今のユナイテッドは堅守速攻を狙うチームではありますが、今節はボールを保持する時間が長い展開でした。勝手な想像ですがボールを保持して崩す練習はほとんどしていないのではないでしょうか。それぞれがひらめきのみでプレーしているようで、チームとしての一体感ある攻撃をしているようにはあまり感じられませんでした。カオスのようでした。
ただし、解説の方もお話しされておりましたが、今シーズンのユナイテッドは試合終了間際での得点が多く、今節も後半ロスタイムにフェライニの右足がさく裂しました。リーグ戦を戦い抜くにあたって安定して得点できていないのはかなり不利だと思うのすが、最後まであきらめない(ゲームへの入りが遅すぎるだけ？)ところはファーガソン時代のユナイテッドを彷彿とさせるのではないでしょうか。
