レスターシティvsマンチェスターユナイテッド プレミアリーグ第25節 18/19
こんにちは、tacchaです。
プレミアリーグ第25節、レスターシティvsマンチェスターユナイテッドの試合を観ました。
マンチェスターユナイテッドは前節スールシャール体制における公式戦の連勝記録が7連勝で途絶えて引き分けに終わっており、また4位確保のためには勝ち点3が必要な状況。レスターは11位に位置し、前節は首位リバプール相手に引き分けています。
フォーメーションは以下になります。
ユナイテッドは前節から4人メンバー変更を加えて、フレッジ、マタ、ルカク、ジョーンズを外し、エレーラ、リンガード、サンチェス、バイリーがスタメンに入ります。レスターは岡崎がベンチに控えています。
試合結果は0-1でユナイテッドの勝利。
前半の9分に、レスターのミスからポグバにボールがわたると、前線に走るラッシュフォードにポグバからの浮き球のスルーパスが通り、ラッシュフォードがゴール左隅に決めてユナイテッドが開始早々に先制に成功します。その後はレスターがボールを持ち、ユナイテッドがカウンターを狙う展開が続きますが、どちらも得点を決めることなく、0-1で試合終了。
・選手毎の感想(ユナイテッド選手のみ)
デヘア
枠内シュート6を0失点で抑え、いくつかのスーパーセーブもありました。遠目からのシュートはほぼ必ず止めてしまいますので、本当に安心して試合を見ることができますね。
リンデロフ
安定のパフォーマンスでした。守備では的確なポジショニングでミスすることなく、攻撃でも後方から何度かいいボールを前線に供給できていました。
バイリー
リンデロフほどの安定感はありませんが、良いパフォーマンスを見せていたと思います。出場機会を増やすことでこのまま安定感を増していってほしいです。
ショー
守備の時間が長かく攻撃ではあまり貢献できませんでしたが、本当に守備は安定していたように感じました。中央に絞ってスライディングでシュートをブロックするシーンも見られ、23歳とは思えないプレーを見せてくれていたと思います。
ヤング
攻撃ではあまり見せ場はありませんでしたが、守備でチームに貢献してくれていたと思います。
マティッチ
主に守備でチームに貢献できていたと思います。
エレーラ
豊富な運動量で守備に走り回ってくれていましたが、危険なエリアでの守備では決してファールしないように気を付けながらプレーしていることが伝わり、気持ちの熱さと冷静さを併せ持ったいいプレーを見せてくれていたと思います。
ポグバ
得点シーンでのアシストパスは圧巻でした。また後半の押し込まれた厳しい時間帯に見せてくれた、フィジカル能力とスプリント能力を活かした単独ドリブルでボールを前線に運んだプレーはファンを熱くさせたのではないでしょうか。
サンチェス
あまりいい場面を作ることができませんでした。FAカップのアーセナル戦でゴールを奪っておりますが、そこからプレー内容は前進できていないように感じました。まだ自信を持ってプレーできておらず、消極的なプレー選択が多く、相手はほとんど脅威に感じなかったのではないでしょうか。ドリブルで仕掛けることはほとんどなく、体の切れもなく、ボールも足についてきておらず、完全復活にはかなり時間を要するか、もしくは大きなきっかけが必要な気がします。
ラッシュフォード
得点シーンでは、後ろからの決して簡単ではないボールを完璧にトラップし、落ち着いてゴールに流し込むことができ、フォワードとして完璧なプレーでした。ただし、得点後はマグワイアにつぶされて前線で起点を作ることができず、ここは次の試合までに改善が必要ではないかと感じました。
リンガード
今日は右WG起用でしたが、攻撃時は中央や左サイドに顔を出し、リンガードが絡むとチャンスを作れていました。ラッシュフォード、ポグバと見せた前線での連携は素晴らしかったと思います。
・試合全体
ユナイテッドは早い時間帯に得点が欲しい試合で、早い時間に得点を取れたことはよかったのではないでしょうか。しかし、その後の展開は完全にレスターにボールを持たれ、またユナイテッドがボールを持っていてもレスターに持たされている状態になり、リードしていながら優位に試合を進めることができませんでした。ユナイテッドはカウンターがうまく機能せず、それは前線で起点を作れていなかったことが原因に感じました。次節のフラム戦の後に、パリSG、チェルシー、リバプールと強豪との試合が組まれており、ここをどう乗り切るかでスールシャール暫定監督の今後が決まっていきそうな気がします。