マンチェスターユナイテッドvsウエストハム プレミアリーグ第34節 18/19
こんにちは、tacchaです。
プレミアリーグ第34節、マンチェスターユナイテッドvsウエストハムの試合を観ました。
ユナイテッドはチャンピオンズリーグのバルセロナとの2試合に挟まれた本試合ですが、来期のCL出場権獲得に向けて勝ち点3がマストな試合。フォーメーションは以下になります。ウエストハムはリーグ11位。
フォーメーションは下記になります。
ユナイテッドは3日後のCLバルセロナ戦に向けて、リンデロフ、ラッシュフォード、マクトミネイなどを温存。
試合結果は2-1でマンチェスターユナイテッドの勝利。
ユナイテッドはミスが多くリズムをつかむことができず、オープンな展開で試合が始まります。前半17分、ユナイテッドはカウンターから最後はマタがエリア内で倒されてPK獲得。ポグバが通常の助走から蹴りこみ、GKの逆を突いて1-0に。そのまま前半終了。
後半に入ると、後半4分、デヘアのスローインがカットされるとそのままウエストハムは左サイドに持ち上がってクロスを入れると、エリア内でフリーとなっていたフェリペアンデルソンが押し込み1-1に。ユナイテッドは勝ち越しのため、温存していたラッシュフォードやグリーンウッド、ペレイラを次々と投入しますがミスが多く、リズムをつかめません。しかし後半35分、ユナイテッドはカウンターからポグバが前線のラッシュフォードにスルーパスを送ると、ラッシュフォードがフリックすると左サイドをかけるマルシャルにつながり、マルシャルがエリア内で倒されて再びPKに。これをポグバが左ネットに突き刺さる強烈なシュートをけりこみ2-1に。そのまま試合終了。
・選手毎の感想(ユナイテッドのみ)
デヘア
ビッグセーブもありましたが、デヘアのスローインミスがそのまま失点につながってしまう、非常にもったいないシーンがあり、二度と同じことが起きないように修正が必要だと思います。
後方でボールを持った際に、パスコースがなくドリブルで持ち上がり、そのまま最前線のラッシュフォードにスルーパスを送るシーンがあり、驚かされました。
ジョーンズ
テクニックはないのに、なぜかテクニカルにボールを処理しようとしてカットされる場面がありました。ワールドクラスの選手ではないので、そのあたりは自覚してプレーしてほしいです。気合の入ったプレーが彼の長所だと思いますので、気持ちを切らすことなくプレーを続けてほしいです。
ロホ
可もなく不可もなくといった印象でした。来シーズンはどうなるのでしょうか。
かなり運動量豊富で、攻守に貢献していたように感じました。まだボールロストする場面も目につきますが、ここからどんどん能力を発揮してくれそうなところまでフィットしてきたのではないでしょうか。
ポグバ
PKの場面は落ち着いて決めることができ、良かったと思います。2点目の起点もポグバのスルーパスであり、PK以外でもチームに貢献しました。
マルシャル
エリア内での冷静さによりなんだかんだ得点を重ねている彼ですが、エリア外での仕事がほとんどできておらず気になります。右サイドからマタが切り込んできたシーンで、左サイドのマルシャルが裏に走りこんでいれば得点が取れそうに見えたのですが、マタがパスを出してからマルシャルは動き出しすため、得点できませんでした。
ボールロストが多く、またなんどもサイドに開いてクロスを入れていましたがそれが得点につながった記憶もほとんどなく、今一つルカクの活かし方が今のユナイテッドで見えないです。もう少しトップの位置で体を張ってボールをキープして周囲の選手を活かすプレーが求められてるのではないでしょうか。ルカクがサイドに流れても、マルシャルは空いたスペースを使おうとはしないですし。
・試合全体
ユナイテッドは次節のバルセロナ戦を見据えすぎたのか、運動量や球際の厳しさが殆どありませんでした。なんども簡単なボールロストを繰り返してウエストハムにチャンスを与え、またボールロストを繰り返すために攻撃のリズムも生まれず、ほとんどポジティブな要素のない試合だったのではないでしょうか。奇跡的に勝利を得られましたが、次節のバルセロナ戦ではこのようなことにはならないと信じています。