tacchaのブログ(マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

サッカー素人のマンチェスターユナイテッドファンによる、試合雑感を中心に適当に記していくブログです。

トッテナムvsバーンリー プレミアリーグ第17節 18/19

こんにちは、tacchaです。

プレミアリーグ第17節、トッテナムvsバーンリーの試合を観ました。

好調トッテナムプレミアリーグで現在3位でリバプールとマンチェスタシティを追走中で、必ず勝ち点3が必要な状況。対するバーンリーは降格争いに巻き込まれており、1つでも勝ち点を重ねたい状況です。

フォーメーションは以下になります。

f:id:taccha:20181220223241p:plain

 

トッテナムフェルトンゲンが不在のためデイビスが先発起用。また中盤ではダイアーが不在とのことでスキップなる選手が先発起用。バーンリーはあまり見たことがなく、ハートとレノンくらいしかわかりませんでした。。


試合結果は1-0でトッテナムの勝利。
試合開始から終始トッテナムがボールを保持し、バーンリーは自軍深くで引きこもります。

前半はトッテナムの前線4人がポジション関係なく、降りて行ってボールを受けたり裏に抜け出したりと、中央からの攻撃を中心に攻撃していました。しかし引きこもるバーンリーを崩すことができずに前半終了。後半もトッテナムがボールを保持してバーンリーが引きこもる展開が続きますが、トッテナムは前半よりもサイドに起点を作ってバーンリーを崩そうとしておりました。右サイドはトリッピアー、左は主にデレアリが起点となっておりましたが、引きこもる相手を崩すことはできずに、エリクセン、ソンフンミン、最後にはジョレンテまで投入。するとロスタイムにトッテナムが先制点を決めます。後方からのロングボールにジョレンテがDF二人を引き付けて、ケインがボールをキープし、最後はエリクセンがリーグ戦初ゴールを決めて試合終了。


・選手毎の感想(トッテナムのみ)

ロリス

枠内被シート0とのことで、ほぼ出番なし。寒かったのではないでしょうか。


アルデルヴェイレルト

後方から積極的に縦にボールを入れていました。守備でもロングボールをほとんど回収していたので、安定していたと思います。

 

デイビス

フェルトンゲン不在のためにセンターバックで起用。守備の時間が短かったこともありほとんど危ない場面はありませんでした。もう少し縦パスを狙ってもよかったかもしれないです。

 

スキップ

プレミア1試合目だか2試合目だかの18歳若手選手とのこと。中盤でボールを引き出す動きが少なく、彼がいる中盤をスキップした攻撃が目立ちました。この試合だけではどのような特徴の選手なのかわからず。

 

シソッコ

バーンリーが引いて守っていたため、得意の縦の飛び出しがほとんど機能していませんでした。縦の推進力が特徴だと思っているので、一方的に押し込む展開だとあまり活かせない選手なのかなと感じました。

 

ラメラ

ポジション表記上は右サイドハーフですが、ほぼ右にはおらずに中央で崩しに絡もうとしていました。何度か裏に飛び出して惜しいシーンがありましたが、貴重なレフティの選手なので、右からのカットインシュートなどがあればもう少し攻撃に幅ができたのではないかと思います。

 

デレアリ

中盤2枚が組み立てできないので、前半はデレアリが下がって組み立てるシーンが目立ちました。下がってボールを引き出して、最後はゴール前までしっかりと顔を出しており、運動量で攻撃を牽引していたと思います。

 

ルーカス

ルーカスもポジション表記上は左サイドハーフなのですが、ほとんど中央を仕事場にしていました。しかし中央は4選手で渋滞気味だったため、スピードのあるルーカスはサイドに張って幅を作る役割でもよかったのではないでしょうか。ただしこれが監督の指示だと思うので何とも言えないのですが。

 

ケイン

ケインに決定機はほとんどありませんでしたが、下がったりサイドに流れたりしっかりとディフェンスを引き付ける動きをしたり、惜しいスルーパスもありました。最終的には決勝点をアシストしているので、得点はなくても決定的な仕事ができる選手であることを証明したと思います。


・試合全体

トッテナムは引きこもった相手に対する対策が今後必要になるのではないかと思いました。支配率72%ですが、シュートは15本でそのうち枠内シュートは3本と少なめでした。決定的なチャンスが少なかったですが、エリクセンが入るまでは中盤からパスを出したりミドルシュートを狙える選手がおらず、バーンリに簡単に引きこもることをゆるしてしまったことが原因でなはないかと思います。また、サイドをほとんど効果的に使えておらず、中央一辺倒だったことも気になりました。ただこのような難しい試合でもしっかりと勝ち点3を取れたことは大きな意味を持つと思います。また、最後の1枚でジョレンテを投入できるトッテナムの選手層にも驚きました。ジョレンテトッテナムにいたのですね。しかもそのジョレンテの高さが得点につながったこともトッテナムとしては大きな収穫だったかと思います。バーンリーは強豪相手だったとはいえ、厳しい試合展開でした。引きこもってカウンター狙いだったと思いますが、カウンターが失敗してからの被カウンターを恐れてか前線への上りがほとんどなく、バーンズが完全に孤立していました。後半80分くらいからようやくチーム全体で点を取りに行きましたがあまり迫力もなく、レノンのスピードくらしか武器がないように感じました。引き分け、もしくはセットプレイで1点取れればという狙いの試合だったかと思いますが、最終的にはトッテナムのパワープレイにやられてしまったのも、少し悲しかったのではないでしょうか。