tacchaのブログ(マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

サッカー素人のマンチェスターユナイテッドファンによる、試合雑感を中心に適当に記していくブログです。

クリスタルパレスvsマンチェスターユナイテッド プレミアリーグ第28節 18/19

こんにちは、tacchaです。

プレミアリーグ第28節、クリスタルパレスvsマンチェスターユナイテッドの試合を観ました。

ホームのクリスタルパレスは下位に沈んでおり、アウェイのユナイテッドは前節リバプールと引き分けており現在5位。

 


フォーメーションは以下になります。

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ユナイテッドは前節リバプール戦で大量に負傷者を出したため、スタメンにはフレッジ、マクトミネイ、ダロットなどが名を列ねています。マルシャル、エレーラ、マタ、リンガード、マルシャルが不在。ラッシュフォードはベンチ。


試合結果は1-3でマンチェスターユナイテッドの勝利。

試合開始からユナイテッドは前からプレッシャーをかけて相手を押し込みます。一方のクリスタルパレスもカウンターから何度かチャンスを作ります。すると前半33分、ユナイテッドはショーがドリブルで相手陣内に侵入するとルカクにパスを出し、ルカクは右足を振りぬき0-1に。さらに後半に入ると、後半7分、コーナーキックからの流れでリンデロフが競り勝ったボールをルカクがうまく懐に収め、今度はアクロバティックに左足を振りぬき0-2に。しかし後半21分、クリスタルパレスが敵インゴール前に侵入すると、最後はSBのウォードがゴール前に飛び込んで1-2に。その後はクリスタルパレスがユナイテッドを押し込む時間が続きますが後半38分、ユナイテッドはカウンターからポグバのスルーパスに抜け出したヤングが右から強烈なシュートを放ち、ディフェンスがゴールライン際で粘りますが止めきれずに1-3に。その後はユナイテッドは17歳のガーナーを送り込むなど余裕を見せての勝利。

 


・選手毎の感想(ユナイテッド選手のみ)

デヘア

失点場面はノーチャンス。他は特に出番なし。怪我だけ気を付けて。


リンデロフ

リンデロフが本当にどんどん自信をつけています。守備能力はもちろんですが、攻撃時に前を向いてボールをさばけるのは本当にユナイテッドにとって貴重です。押し込む時間帯も多かったこの試合で、中盤のフレッジやマクトミネイよりも攻撃のスイッチを入れるパスを出していたのではないでしょうか。

 

スモーリング

守備は安定していました。あとはリンデロフのように前を向いてボールをさばけるようになれば。。

 

ショー

ショーも本当に守備能力が覚醒していますね。守備能力だけ見るとワールドクラスなのではないでしょうか。あとは攻撃能力なのですが、この試合では積極的に仕掛ける姿勢を見せ、先制点の場面はショーの仕掛けから得点に結びつきました。

 

ヤング

後半途中から押し込まれる展開になった時に、相対するザハのスピードに苦しめられました。しかし途中からザハ対策でバイリーをSBにいれ、ヤングが一列前に上がった時に、元WGの選手だけあってしっかりと攻撃に絡むプレーを見せました。得点シーンはとてもよいシュートでした。

 

マクトミネイ

非常にアグレッシブで、かなり高身長にもかかわらず機動力もあり、これからどんどん成長し、マティッチやエレーラをベンチに追いやる選手になってほしいです。縦にパスを入れる回数が少ないのは気になりました。激しい当たりを見せつつ、でもメンタルはクールであることが伝わり、中盤のつぶし屋的な選手に成長していくのでしょうか。

 

フレッジ

持ち前のテクニックをいかした攻撃力はあまり見られませんでしたが、守備での献身的な姿勢が見られました。まだまだフィットしていないのですが、今シーズン中にはフレッジのいいプレーが見たいです。

 

ポグバ

ボールタッチの機会は多くなかったですが、ボールを触ればチャンスを創出していました。髪色が明るくなっていましたね。


サンチェス

ここ最近だんだんと明るくなってきたサンチェス。この試合でも、試合開始前から周囲の選手に声をかけて指示を飛ばし、少しづつですが自信をつけてきている印象です。プレー自体も積極的なプレスはもちろん、ボールを持った際の仕掛けも増えてきたり、DFと中盤の間でボールを引き出したり、攻撃にアクセントを加えていました。復活する姿がもう少しで見られそうな気がしています。

 

ダロット

SBではなくWGとしての起用でしたが、何度かドリブルの仕掛けからチャンスを作っており、この試合で少し自信をつけられたのではないでしょうか。レアルマドリーでは、あのマルセロをベンチに追いやる若い選手が出てきましたが、ダロットもヤングをベンチに追いやるようにどんどん成長してほしいです。

 

ルカク

2ゴールの活躍。特に1点目は逆足でのシュートでしたが、トラップからシュートまでのスピードが速く、美しいゴールでした。前線でも体を張って何度も起点になり、ここ最近ではかなりいい試合だったのではないでしょうか。ただし、起点を作れていたのはクリスタルパレスのDF陣があまり機能していなかっただけの可能性もありますが。

 

・試合全体
スールシャール体制のユナイテッドは、本当に安定感が出てきているように感じます。強豪チームとやりあうためにはもっと経験が必要そうですが、下位相手にはほとんど取りこぼす雰囲気は感じなくなってきました。これをこのまま続け、そして強豪チームと対戦する際の戦い方を熟成させていけば、本当にスールシャール新監督として迎え入れるべきじゃないでしょうか。しかし、チェルシーのサッリ新体制後も連勝を続けた後、シーズン途中から失速しているので、まだまだスールシャール体制を油断せずに見守る必要はあると思います。