tacchaのブログ(マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

サッカー素人のマンチェスターユナイテッドファンによる、試合雑感を中心に適当に記していくブログです。

ウォルバーハンプトンvsマンチェスターユナイテッド プレミアリーグ第33節 18/19

こんにちは、tacchaです。

プレミアリーグ第33節、ウォルバーハンプトンvsマンチェスターユナイテッドの試合を観ました。

ホームのウルブスはプレミアリーグ昇格のシーズンながらビッグ6の後ろにつける7位と絶好調。アウェイのユナイテッドは現在5位ですが勝てば暫定3位に浮上する試合。

フォーメーションは以下になります。

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ユナイテッドは珍しく3バックを選択。中二日の日程で選手をターンオーバーすると必然的にこのフォーメーションになったと予想。前節から6人のスタメン変更。

 


試合結果は2-1でウルブスの勝利。

ホームのウルブスは前からプレスをかけることはしなかったためユナイテッドがボールを保持する展開に。比較的自由にボールを持つことを許されたユナイテッドは敵陣に何度も攻め込みチャンスを作ります。すると前半13分、敵陣のエリア外でボールを受けたマクトミネイが右足を振りぬくと、グラウンダーのシュートがDFの股を通過してゴール左隅に吸い込まれて0-1に。ユナイテッド攻勢の流れでしたが、前半25分、デヘアからのパスを受けたフレッジが中盤底でトラップミスをするとウルブスにボールをさらわれてゴール前まで運ばれると、DF裏に抜け出したジョッタがゴール左隅に流しこんで1-1に。そのまま前半終了。

後半に入ると両チームが相手ゴールに攻め込み合う展開になります。しかし後半12分、ヤングが2枚目のイエローカードを受けて退場に。10人になってもユナイテッドはボールがボールをもち、ウルブスがカウンターという構図は変わらず。すると後半32分、ウルブスはカウンターから左サイドにボールを持ち込みクロスを入れると、ボックス内の4人のウルブスの選手はボールに触れることはできませんでしたが、こぼれ球をスモーリングが押し込み2-1に。OGです。10人のユナイテッドは攻勢を仕掛けますが相手を崩すことができずに2-1で試合終了。


・選手毎の感想(ユナイテッド選手のみ)
デヘア

2失点共にノーチャンスで、他に出番と言ったらスモーリングのシュートを止めたシーンくらいでしょうか。イージーボールを手放してしまうという珍しいミスもありましたが失点にはつながらず。


リンデロフ

珍しい3バックに戸惑ったのか、いつもの安定感が見られず。競り合いに出遅れて、裏のスペースを譲ってしまうような場面もあり、あまりいいパフォーマンスではありませんでした。

 

スモーリング

痛恨のOGを献上してしまいました。またデヘアが止めてくれましたがあわやOGというようなシーンがもう一つあり、2ゴールも決めてしまいそうなパフォーマンスでした。組み立てでほぼ貢献できないのですから守備だけは一切のミスなく頑張ってほしいのですが。。

 

ヤング

3バックの右として先発。クロスの精度は低く、何といっても2枚目のイエローカードは軽率であり、この試合の戦犯といっても間違いないようなプレーだったのではないでしょうか。自身のパスミスを取り返すべく、何も考えずに反射的に足裏を出したように見えました。34歳の大先生もずっと出ずっぱりだったので、一度休息を与えるべきなのではないでしょうか。代役はいませんが。

 

ショー

珍しくあまりよいパフォーマンスではありませんでした。うまく脱力することによって安定したパフォーマンスを発揮しているように見えるショーですが、中二日ということもあったのか、脱力しすぎてしまい、失敗してしまったように感じました。

 

フレッジ

失点シーンのボールロストさえなければかなりよいパフォーマンスだったのではないでしょうか。中盤底からパスを散らして試合をコントロールし、守備でも相手を追いかけまわしてプレッシャーを与えていました。ここ最近ようやくプレミアリーグとユナイテッドになじみつつあり能力を発揮しだしているので、同じミスは繰り返すことだけはしないようにしてもらいたいです。以前にも中盤底でボールを失っていたような。。


マクトミネイ
この試合で数少ないポジティブ要素ではないでしょうか。今日は中盤の前目のポジションを取り、何度もゴールを狙いました。1点目のグラウンダーのシュートは威力、コース共に文句なく、今後の得点も期待できるようなプレーでした。メンタルの強さを感じされる選手で、中盤の底や前目のポジションでもプレーでき、本当に今後が楽しみな選手です。

 

ポグバ

ここ最近精彩を欠いているように見えます。調子のよい彼であれば簡単に状況を打破してしまいそうなシーンでも簡単にボールを奪われてしまったり、攻撃のアクセントとなるプレーも少なく、コンディションが悪いようにしか感じませんでした。

 

ダロット

試合開始直後のルカクへのピンポイントクロス以外に見せ場がなかったように感じました。ボールに絡む回数が少なく、中途半端な印象を受けました。

 

リンガード

あらゆる場所に顔をだしてボールを何度も何度も引き出しておりましたが、結果的に効果的な連携はあまり見られませんでした。彼のせいというよりは周りの選手の連動性のなさが原因かもしれませんが、ドリブルやスピードでゴリゴリするタイプの選手ではないので、ルカクとポグバは特にもっとうまく絡んでほしかったです。GKと1対1のフリーでのヘディングは決めてほしかったですね。

 

ルカク

何度か惜しいシュートがありましたが決めきってほしかったです。ルカクは周囲の選手をお膳立てするタイプであると私は考えており、同じタイプのリンガードとは相性が良くないのかもしれません。


・試合全体

ウルブスはよい試合を演じましたが、運に恵まれた部分もあったように感じました。ユナイテッドは決して悪い試合をしたわけではなく、運を引き寄せられなかったのかなと。ただし、この絶対に負けてはならない試合で「運が悪かった」では許されないのではないでしょうか。3バックにしたことでリンデロフのパフォーマンスが落ち、ヤングも退場してしまい、結果的にはあまり良い選択ではありませんでした。個人的にはいつもの4-3-3で、左からリンガード、ルカク、ダロットで攻撃的な布陣がよかった気がします。リンガードが空けたスペースにショーが走りこむような。