tacchaのブログ(マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

サッカー素人のマンチェスターユナイテッドファンによる、試合雑感を中心に適当に記していくブログです。

ブライトンvsマンチェスターユナイテッド プレミアリーグ第23節 18/19

こんにちは、tacchaです。

プレミアリーグ第23節、ブライトンvsマンチェスターユナイテッドの試合を観ました。

ブライトンはリーグ13位に位置し、ユナイテッドは5位アーセナルと勝ち点で並んでおりリーグ戦5連勝中。


フォーメーションは以下になります。

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ユナイテッドは試合直前にショーが体調不良を訴えてダロットが左サイドバックに。他は前節と同じメンバーです。対するブライトンは4-5-1の布陣です。

 


試合結果は1-2でマンチェスターユナイテッドの勝利。
試合開始からユナイテッドが攻撃に人数をかけて相手陣内に押し込みますが、ブライトンも攻撃に人数を割くことで相手陣地深くまで攻め込むことに成功します。しかし前半27分にサイドチェンジのボールをワントラップでエリア内に侵入したポグバをブライトンの選手が倒してしまいPKに。キッカーのポグバは昨年批判を浴びたゆっくりとした助走で蹴るPKを決めて0-1に。さらに前半42分には、ダロットが縦に突破してディフェンス2枚を引き付けて、間に顔を出したラッシュフォードにパスを出すと、ラッシュフォードが切り返しで相手ディフェンスの体制を崩すと左のあまり角度のない場所からファーに巻いたシュートを決めて0-2に。

後半に入るとユナイテッドの攻守の切り替えに対応できずにブライトンは押し込まれる展開が続きますが、後半15分に2枚の交代カードを切ると同時に攻勢を増すことに成功し、後半27分にはグロスがクロスを素早くシュートに持っていき1-2に追いつきます。ここからブライトンの猛攻が始まりますが、追加点を挙げることができずに1-2で試合終了。

 


・選手毎の感想(ユナイテッド選手のみ)

 

デヘア

枠内シュート3本と、デヘアの出番はほとんどありませんでした。失点シーンはかなり至近距離からのフリーでのシュートであったため、デヘアにはノーチャンスだったと思います。ブライトンが前から嵌めに来ているところでも得点差があったためか珍しくデヘアから繋いでいこうとするシーンがありました。そこまでうかくはいかなかったですが、今後はデヘアからつないでいくサッカーを志向するのでしょうか。


リンデロフ

抜群の安定感でした。正確なポジショニングと素早い判断力でディフェンスを牽引していました。また攻撃時には最終ラインから正確なフィードを見せ、まるでダビドルイス張りのスルーパスを裏に抜け出したマルシャルに供給するシーンもあり、ユナイテッドのディフェンス陣の中心になりつつあるのではないでしょうか。

 

ジョーンズ

ジョーンズもリンデロフとともに安定感のあるパフォーマンスを披露していたと思います。守備では出足の速さと球際の強さ、攻撃ではドリブルで持ち上がるなど存在感を発揮できていたと感じました。

 

ダロット

急遽ショーの代わりに本職でない左サイドバックで出場することに。多少の戸惑いを見せつつも、チームコンセプトを守るために高い位置に顔をだし、アシストも記録しました。失点シーンはセンターバックサイドバックの間のスペースを点であわされてしまったに対応が難しかったかもしれないですが、チームとしてどのように対応していくのかを修正していってほしいです。

 

ヤング

攻守両面で安定のパフォーマンスでした。特に守備では魂のこもったスプリントも見られて、ほとんどのユナイテッドファンはヤングのことが好きなのではないでしょうか。

 

マティッチ

今日も完璧なパフォーマンスでした。中盤でバランスを取りながら相手ボールを何度も刈り取り、攻撃ではほぼミスすることなくドリブルかパスを選択することで前線にボールを供給していました。本当に職人のような選手で、モウリーニョが天才だと言わしめたマティッチの本来の姿は、今日のようなプレーを指すのではないでしょうか。

 

エレーラ

豊富な運動量、スタミナで攻守に貢献していました。攻撃では中盤の底から相手ゴール前まで何度も顔をだし、さらに相手ゴールキーパーから展開されたボールに最初にチェックに行くのがエレーラだったりするので、とんでもない運動量だと思います。簡単なミスもほとんどなくなり前線との連携もうまく、今のエレーラからスタメンを奪うのは並大抵ではできないでのはないでしょうか。

 

ポグバ

前半特に多くのボールタッチを記録し、スペースへのスプリントや巧みなパス交換、スペースが開けばミドルシュートと相手に脅威を与えていました。今日も1ゴール記録し、得点後のパフォーマンスが彼の好調さを物語っていると感じました。

 

マルシャル

パフォーマンスは悪くはないのですが、ここ最近得点できていないことが気になります。裏に抜け出したりドリブルからのシュートで相手ゴールをおびやかせてはいたのですが、今一つラッシュフォードやリンガードと比べると連携面が足りない印象を受けました。たまにボーとしている瞬間も見られ、冷静なのが彼の持ち味だとは思うのですが、チームの好調の波に置いて行かれないように頑張ってほしいです。

 

リンガード

右サイドには張らず、積極的に中央や左に顔をだして数的人数確保に貢献し、連携での崩しで何度も脅威となっていました。守備時においても、最前線からボールを奪う守備をすることができ、攻守両面においてユナイテッドのクオリティを向上させていると感じました。比較がいいのかはわかりませんが、ユナイテッド盤のフェルミーノのようなパフォーマンスでした。

 

ラッシュフォード

リーグ戦4戦連続ゴールを記録しました。ゴールだけでなく、中盤からボールを引き出す動きや周囲の選手との連携での崩し、また何度もスプリントをかけてボールホルダーにプレッシャーをかけるなど、3トップの真ん中として完璧なパフォーマンスを見せていたように感じました。少しでもスペースがあれば遠目からでもどんどんミドルシュートを狙う姿勢が見られ、好調であることがよくわかりました。

 

・試合全体

ユナイテッドはスールシャール就任から本当に素晴らしいパフォーマンスを続けており、これがいつまで続くのかが心配です。いつかは勢いが落ちてくる瞬間が出てくるはずで、その時にチーム全体でどのように対処していくかが今後のスールシャールには問われるのではないでしょうか。また、何人か替えのきかない選手が出てきている中で、どのように控え選手をスタメン選手と同様に戦力にしていくのかも大きな課題なのではないかと感じています。とはいえ、ユナイテッドファンとしてはこの勢いのままどこまで快進撃を続けるのかを楽しみたいと思います。なんとか4位以内をキープできると嬉しいです、