tacchaのブログ(マンチェスターユナイテッドの試合雑感中心)

サッカー素人のマンチェスターユナイテッドファンによる、試合雑感を中心に適当に記していくブログです。

マンチェスターユナイテッドvsバーンリー プレミアリーグ第24節 18/19

こんにちは、tacchaです。

プレミアリーグ第24節、マンチェスターユナイテッドvsバーンリーの試合を観ました。

マンチェスターユナイテッドスールシャール体制で公式戦8連勝中で、リーグ戦はアーセナルと勝ち点差で並んでおり現在6位。CL出場権獲得には確実に勝利が求められる試合。バーンリーはリーグ戦16位と残留争い中。


フォーメーションは以下になります。

f:id:taccha:20190130210152p:plain

 

ユナイテッドはホームで格下相手のためか、好調のエレーラとリンガードを外してペレイラとマタが先発。


試合結果は2-2で引き分け。
試合開始から終始マンチェスターユナイテッドがボールを持ちますがバーンリーの守備を崩すことができずに前半を0-0で折り返します。
後半に入っても流れが変わらずにユナイテッドはバーンリーの守備を崩しきれずにいると、後半6分に試合が動きます。ジョーンズからボールをもらったペレイラが中盤底でボールを奪われるとそのままゴール前に運ばれてバーンズが決めて0-1に。追いつきたいユナイテッドはペレイラルカクを外してサンチェスとリンガードを投入。攻勢を強めますが依然としてバーンリーを崩しきれず。すると後半36分にバーンリーが追加点を決めます。スローインから始まり右サイドからクロスを上げると、エリア内でフリーのウッドがヘディングで押し込みます。ユナイテッドはさらに攻勢を強めると、後半42分にリンガードがエリア内で倒されてPKを獲得。ポグバが落ち着いて決めて1-2に。さらに後半47分にフリーキックの流れでエリア内に残っていたリンデロフがこぼれ球を押し込んで2-2に。その後も押し込むユナイテッドですが逆転することはできずに2-2で試合終了。


・選手毎の感想(ユナイテッド選手のみ)

デヘア

2失点しましたが、デヘアにはノーチャンスでした。一度だけマティッチのクリアミスの処理方法が怪しい場面がありましたが、失点には繋がらず。

 

リンデロフ

2失点ともリンデロフにはノーチャンスだったかと思います。大きなミスもなく、気合のこもったプレーを見せ、得点も上げてくれて、よいパフォーマンスだったと思います。

 

ジョーンズ

ジョーンズも気合の入ったプレーを見せており、決して悪くないパフォーマンスだったと思います。2失点しましたが、彼だけの責任ではないと思いました。

 

ショー

積極的に高い位置を取って裏を狙う動きも見せており、決して悪いパフォーマンスではなかったと思います。しいて言えば、バルセロナのアルバやアーセナルのコラシナツのように、裏に抜けるタイミングとスピードで得点に絡めるプレーを増やすことがワールドクラスの選手に成長するためには必要なのではないかと感じました。

 

ヤング

何度も攻め上がり、クロスを供給していましたが得点にはつながりませんでした。

右サイドはWGのマタが中央よりでプレーしてヤングは孤立してしまうため、あまり崩しには絡めずに仕方がないのかなと思いますが、ヤングのクロスから得点が決まった印象があまりありません。ヤングがこの年から新しいプレーを開拓していくことは難しいと思いますので、ダロットなどの今後を担う選手にはサイドバックでも得点に絡める選手を育てていってほしいです。

 

マティッチ

前半はマティッチをスルーしてボールが運ばれることが多かったために存在感が薄かったですが、後半からはマティッチのボールを取られないドリブルやパスを見ることができました。結果論ですが、ロングボールがうまく機能していなかったため、マティッチを使って堅実に組み立てたほうがよかったのではないでしょうか。

 

ペレイラ

試合全体を通してみると、失点シーン以外は決して悪いパフォーマンスではなかったと思います。しかし、絶対にボールを失ってはいけない中盤底でのボールロストはいただけなかったです。あのプレーはこの試合の戦犯といわれても仕方がないと思います。また、ペレイラの特徴はボールを受けてからの展開力だと思っているのですが、マティッチとポグバがいる状況ではあまり必要とされている能力ではないように感じました。エレーラとは特徴が異なるために比較するのもかわいそうですが、今のチームにはエレーラの運動量と飛び出しのほうが求められている気がします。マティッチがスタメンを張っている現状では出番はあまりないことが予想され、マティッチの後釜としての未来ならば可能性は残されている気がします。

 

ポグバ

ミドルシュート、裏へのパス、エリア内での高さで存在感を見せつけていたと思います。得点こそなりませんでしたが、随所に能力の高さが見られ、当然ながら必要な選手であると感じました。

 

ラッシュフォード

マルシャルが不在で左WGでの先発でしたが、特に前半はもう少しスピードで仕掛けてもよかったのではないかと感じました。前半に少し力を抜きすぎているプレーも見られて気になりました。後半からは裏を狙ったり、ミドルシュートを放つなど、いつものアグレッシブさを見ることができました。GKとの一対一は決めてほしかったです。

 

ルカク

今日はルカクがいるためか、クロスやロングボールが多い展開でした。ただしそれがうまく機能したとは思えなく、今後のルカクの起用法を考えたほうが良いのではないかと感じました。特に、格下チームは中央を固めてサイドからクロスを入れさせようと誘導してくると思いますが、ルカクがいるとユナイテッドとしてもクロスを入れたくなってしまうため、相手チームが勧めたい展開で試合を進めてしまったのではないでしょうか。真ん中に置いておくとボールに絡む回数が少なく、先発させるなら右WGを開拓していったほうが良いのではないでしょうか。

 

マタ

前線であわや得点かというような裏抜けからのシュートも見られて、よいパフォーマンスだったのではないでしょうか。ただし、マタの責任ではないかもしれないですが、この試合では前線でのコンビネーションがあまり見られず、リンガードが出ていた時のほうがボールが動いているように感じました。マタが先発してリンガードがベンチだった21節のニューカッスル戦でも、なかなか得点が取れないパターンに陥ってしまっておりましたが、やはりリンガードが今のチームのキーマンなのかもしれません。裏を狙う長いボールがつながらない場面が何度かあり、気になりました。

 


・試合全体

ユナイテッドは試合の入りからゆるい印象を受けました。公式戦8連勝中で、ホームに迎えたのは16位のバーンリーということで、気持ちが緩んでいたのかもしれません。前半ユナイテッドはいつもより長いボールを多用して縦に速い攻撃を意識していたと思いますが、ボールがあまり収まらずに単発の攻撃になってしまっていました。敵陣でのプレー時間が短く、もう少し後方から繋いで押し込む攻撃も織り交ぜたほうが今のユナイテッドの攻撃陣としては良かったのではないでしょうか。また、ペレイラの代わりにエレーラがスタメンで出場していたらどのような結果になっていたんだろうと考えさせられるほど、マティッチとエレーラの組み合わせしかチームが機能しない状況があるかと思います。個人的にはここが一番気になっています。フレッジもいまだプレミアリーグに馴染めておらず、動けないフェライニは中盤底では使えないため、センターバックと同様に中盤も補強が急務なのではないでしょうか。